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ラブコメ、そしてボーイミーツガールの影響力

昨今でなくても学園ハーレムや萌えアニメが流行っているもんですが
これは広義としてラブコメととらえることが出来るのではないかと思います
この発想は、まあそうかもなと思われるかもしれない、わざわざ萌えとかハーレムをラブコメとくくってどうするんだとも思うからだ。
しかし、源流をたどってみると男性マンガにラブコメってなかったような

ラブコメとは何ぞやという定義自体から問題になるとは思うのですが
とりあえずは自分の感覚的なものを引っ張ってくることにします
ラブコメの時代をたどっていくとネギま、エヴァンゲリオン(補完など)やらエロゲ群がある
さらに源流をたどってみると高橋留美子やら柳沢きみおの月とスッポンが出て来るし
それにもしかしたら手塚作やけっぱちのマリアが入るかもしれない

しかし、源流は少女漫画にある、そして当初ラブコメというものは存在しなかった
というわけで、ラブコメ史草案を書き連ねてみる。
かいてみたらまるで名前が出てこないので、いろいろ読み直して加筆修正必須である。
正しいか確認してないことも多く、特に年代の雰囲気の不理解や作品そのものを読んでいないがゆえの誤解もあると思われる、気になる点があったらコメントしていただけるとありがたい。
少女まんがに関しての多くの情報を米沢 嘉博氏の戦後少女マンガ史のうろ覚えで行っているため
細かいことはそちらを参照した方がいい。
さらにいうと、追加で情報があれば足せるだけ足していくので重要そうなラブコメ作品、男性向け恋愛漫画があったら気軽にコメントにお願いします。



少女まんがの初期1950年代に手塚治虫の少女漫画「りぼんの騎士」があり、70年代に花の24年組が有名になったころからファンタジーが多いという印象の方もいるのではないかと思う。

しかし、50年代に多く存在していたものには、母子ものという苦しい生活の中で生き、家族との離別や再開する、といったものであったようである。
わたなべまさこの「山びこ少女」や山田えいじの「ペスよおをふれ」
等があげられる。
おそらく、このころは恋愛を楽しくするほどの余裕は無かったのだろうし、さらにいえば恋愛をおおっぴらに出来るような土台もなかったのかもしれない。
しかし、この苦しい現実的生活を生きる流れは1962年には、ちばてつやの「1・2・3と4・5・ロク」に見られるように明るさを持ちはじめていたようである。

一方ファンタジー的な、西洋への憧れをもった作品群がある。
これには史劇的な流れとして水野英子がいるが
学園ラブコメの祖として西谷祥子がいる。
この学園ものは上記の現実的生活漫画と違い山手線内の空気をもった、吉屋信子の花物語等の少女小説の雰囲気と西洋的な雰囲気を併せ持っているのである。
このころから少女は振り回される存在というだけでもなくなってきているように思うこのことは
初期ラブコメの代表作である1969年からの本村三四子作「おくさまは18歳」や
小学生日常にある様々な問題を明るく描いた漫画としての巴里夫作「5年ひばり組」
にも描かれているのではないだろうか

70年代頃は萩尾望都など少女漫画でもストーリー漫画が発展、深化していった時代であり
それによって若年層からかい離していった面もあるようである
そこで乙女チックラブコメが出て来るのである。
おそらく60年頃は高橋真琴等や秘密のアッコちゃん、アタックno1といった作品軍であり、恋愛はそこまででもなく、上記の西谷祥子から24年組に至る流れの中で乖離したと思われる。

こういったなか、少女漫画でラブコメが栄えている中、1978年から高橋留美子作「うる星やつら」が出現する。
これまでおそらく学園ものといったら巨人の星などの熱血少年漫画、おそまつくん等の日常&ギャグといった漫画があったが、男女をネタにした作品が流行り始めたのはこのころが初めてのようである。カリオストロの城が79年にある。

80年代は何を語るにしても難しく感じるが、漫画に関しては特にその傾向が出るように思える。
おそらくいろいろなバリエーションを作っていったのが80年代なのであって、ラブコメはその一つの要素として「タッチ」「らんま1/2」等のように存在していたのだと思うのだが、ここら辺は寄り検証が必要である
ラノベ前史として、菊地秀行、夢枕獏、新井素子、田中芳樹なんかがおり
笹本祐一の妖精作戦が最初期のボーイミーツガールとしてラノベのはしりだったと自称しているようだ。上記4人はそういう傾向が薄いので、ラブコメ性は低いといえるし、まだラノベ近辺にはラノベがあまりいないと思われる
ただ言えることは、戦後の辛い日常や、戦争へのリアリティは華やかな生活の中で現実感を失いつつあったことだ。アニメではガンダムとマクロスという、戦争を生きる現代人的存在のアムロと、戦争のリアリティが形骸化し始めているマクロスの存在がそれを象徴しているように思える。
また、アイドルが栄えたことでPOPで現代的・西洋的?開放的?でかわいい存在がめでられるようになったことも一つ挙げられてもいいのかもしれない。

バブル崩壊後の90年代、エヴァに上げられるような社会に対して親に対しての不信感があげられる時期であったと思うのだが。90年代アニメシーンを見るとそうでもないのかもしれない・・・
とりあえず、80年代にも起きていた戦争へのリアリティの希薄さは加速し、絶対的な正義や幸福が信じられなくなっていってる時代であるように思えている。そのことが学園ものというモラトリアム的作品群を表に出したのではないだろうか
PCゲームの発展によりランス、同級生、東鳩が表れてくる。
エロゲ作品群の学園ものの増加や、凌辱ではない学園ものの増加といったことも調べる必要がある。
ライトノベルに関してもそこらへんの初期の流れは不明である。

以上色々書いて、中身が空中分解しているが、書いて思ったのは
ボーイミーツガールの力が大きくなってきている、つまり女の子のために頑張るという話。
この作品を追うことは一つ価値があるように思える
もう一つが、学園という舞台の力である。学園とはモラトリアムであり、大人になっていない存在が大人に向かう場所でもあるし、大人にならない場所でもある。戦争から日常へと舞台が変化していく中で、学園は格好の舞台だったのではないだろうか
この二つが合わさりラブコメから発展した男子向け恋愛ものは、ラノベ的学園ラブコメへと至ったのではないか
情報が少なすぎて根拠薄弱な予想だ
恋愛の比重の増加は何から来ているか考える必要がありそうである。
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プロフィール

佐々垣達郎(ささやん)

Author:佐々垣達郎(ささやん)
アニメ創作をしたいとか言いつつ早6年、いまだになんも仕上がってない現状はさすがにやばいんじゃないかね!?
最近はニコマス面白すぎて没頭中。

twitter https://twitter.com/sasagaki132

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